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バックアップ講座

バックアップの基礎知識

「バックアップ」とは

当社にご依頼いただくお客様から「バックアップさえ取っておけばねぇ・・・」 という言葉がきかれることがあります。 確かに、確実にバックアップがとれてさえいれば、ほとんどの場合データ復旧サービスをご利用いただく 必要はありません。 しかし、バックアップと一言で言いますが、そもそもバックアップとはどういう意味でしょうか?

パソコン環境においてバックアップとは、「ウィルス感染・データ破損・ 機器故障などの事態に備えてデータの写し(コピー)をとり、別の媒体に保存すること」です。 当然、不測の事態が発生した場合には別の媒体に保存されたデータを再利用できるように書き戻し (リストア)できることが必要になります。 要するに、バックアップとはあくまで「万一に備えてコピーしておこう」という事です。 そして本当に万一の事態が起こった場合には、バックアップデータを使って元の環境を復旧します。 これが、バックアップの原則です。個人の方がフロッピーディスクに一つのファイルをバックアップ するのも、企業でデータベースシステムをバックアップするのも、基本的な考え方は同じです。

「バックアップ」に対する勘違い

当たり前の事ですが、形あるものはいつかは壊れます。パソコンはもちろん、 フロッピーディスクやCD-R、MO等も例外ではありません。 バックアップとは、そのいつ訪れるかわからない「いつか」に備えて行う作業です。 よくある勘違いとして、「CD-Rにバックアップしたからこのデータは消しても大丈夫」 というものがあります。はっきり言ってこれはバックアップではありません。 CD-Rにデータを保存し、パソコンからデータを削除した瞬間からCD-Rに保存されたデータは 唯一無二のデータに変わってしまいます。
バックアップとは、同じデータを2つ以上保持することにより、 一方が破損してももう一方があれば大丈夫なようにすることです。 この例では、CD-Rが破損してしまったらデータはどこにもありません。

データの種類によるバックアップの取り方

一口に「バックアップ」と言っても、バックアップを取るデータの種類によって その方法は異なります。例えばデジカメ画像や終了したプロジェクトのデータなど、 後で参照するだけのものであればCD-RやMOでも用は足ります。 しかし、メールデータやデータベース、進行中のプロジェクトのデータなど、 日々更新されるデータの場合はあまり古いデータがあっても意味がありません。 常に最新のデータがバックアップされている必要があります。 こういったデータの場合はバックアップ専用ソフトや専用デバイス(テープドライブ等)、 RAIDなどを使用する必要があります。 パソコンの使い方やバックアップが必要なデータの性質によりバックアップ方法を考える必要があります。

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